第17ステージはキャラバン隊で取材
プール・サン・モーリスからル・グルナン・ボルナンまで164.5キロの山岳コース。5つの峠を越えていくハードなコースです。選手たちも大変ですねぇ。
今日は、別な見方で、ビッテルのキャラバン隊に同乗しました。キャラバン隊とは、レースの2時間前にスポンサーの特別な車が隊列をして走ります。ビッテルだけで10台あまりの車が走ります。そして沿道のツールのファンの人たちにノベルティ(ビッテルの水)を配りながら走ります。
往年の有名なリシャール・ヴィランク選手のサイン会は子供たちにも大人気。
出発地点ヴィラージュ(村)の風景。毎日設営しながら、撤去しながら移動して行く。
キャラバン隊のスポンサーの一つにブイグテレコムの車。
私は始めはVIP用のオープンカーに乗り、その後は、スクールバスを改造したビッテルを配るためのバスに乗りました。沿道では、たくさんの小さい子供からお年寄りまで、ずっとキャラバン隊が来るのを待ち続けているのです。
バスの中は、乗り心地は悪く、5つの山を越えて行ったので、本当に大変でした。
このキャラバン隊は全コース3,445キロを走るのだから、裏方で運転する人も大変なことと実感しました。
ビッテルのVIPの車で出発!!
昔、選手だった人が今はチーム・ビッテル3人のコーチでサポート。凄くエネルギッシュで楽しい。
ステージ優勝はフランク・シュレック、2位はアルベルト・コンタドール、3位はアンディ・シュレック。
この日の特別な出来事は、ゴール地点にサルコジ大統領が訪れたことです。彼は自転車を愛し、自らも自転車に乗っています。
総合プロデューサーのプリュドム氏がゴールラインで選手を待つ。
有名なフランス人が訪問、誰でしょう?
答えはサルコジ大統領だ。短い時間だけど国民と触れ合う。
もう一人の人気者。アスタナのランス・アームストロング。
私は特別席から大統領が帰るまでの一部始終を見ることができました。車に乗る前にファンの隊列に近づいて行ったのでボディガードが少し慌てたシーンもありました。